いま、子供達に伝えたいこと

受験シーズンが近づいてきた今、子供たちに伝えたいことを書きたいと思います。

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最近では、『親ガチャ』とか、『毒親』とかいう言葉も飛び交っているけど、そもそも、子供が親を選べないように、親も子供を選べないんだよね。

日本では、結構『家族』って言葉が一人歩きをしていて、家族単位で人を見るから、家族の中で誰かが失敗した時に、親や子供が不要な責任を感じてしまって、その責任を負いたくないって気持ちから、ついつい家庭内で子供を矯正しようとしてしまうんだと思う。

でもね、家族って言っても、一人一人個別の性格や特徴があって当たり前。

家族だから分かり合える、なんていうのは、半分幻想じゃないかな、とも最近思ってる。

私も若い頃すごく思ってたけど、親元を早く離れたいって思ってる子、親からのプレッシャーを窮屈に思ってる子ってたくさんいるんじゃないかな。

でも、それって、ごく自然な感情だってことはわかって欲しい。

だって、人間には自我が芽生えるようになってるし、それを無理に押さえつけようとすると、身体的にも精神的にも負担が増えて、健康に成長するのは難しい。

発散する場所が与えられてない子も多い。

ネットだとそれが比較的自由に出来るよね。

自分の本当の顔や生活を知らない人だからこそ言いやすいこともあるし、なんか、自由になってる感じもするし。

ただ、中にはめちゃくちゃ悪い大人もいて、誘拐に繋がったり、最悪殺されちゃったりもするのは、みんなもニュースで見たことあると思う。

だから、ネットで誰か新しい人と知り合う時は、リアルな友達とか、最低1人にその事について話せるかどうかって考えてみてね。誰にも言えない関係だったら、結構辛いし、自分の中にも何となく違和感があると思う。その違和感は大事にしてね。

違和感って、自分を守ってくれるものだから、何にしても、違和感を感じることって大事にしてほしい。

例えば、親から、自分の心が傷つくことを言われた時でも、違和感を感じたら、それを伝えてみてほしい。それが出来ないと、段々心の中で傷が深くなって、気づいた時には死にたくなる程大きくなってるかもしれない。

色んな伝え方があるけど、例えば、

『お母さんが僕(私)を思って言ってくれてるのは分かるんだけど、その言い方は、自分がダメな人間だって言われてる気がして悲しくなる』とかね。

親も、子供よりほんのちょっと長く生きてるだけで、親になってからの体験は全部子供と同じ期間しかないから、まだまだ、間違っちゃうことたくさんあるんだよね。

だから、子供が正直に自分の気持ちを伝えてくれて初めて気づくこともたくさんある。

中には、伝えても頭から否定される、決めつけられるって経験があって、もう親に心が開かないって子もいるかもしれないね。

そんな時覚えててほしいのは、親は選べなくても、この先親といる時間より自分と他人、親以外と過ごす時間の方が長くなること、そしてその中で、自分の師(先生)となる人や友達は、自分で選ぶことができるってこと。

だからこそ、親から自由になりたい人ほど、勉強してほしい。学びの先に、自由があるから。

親がこう言うから、親から決められてるから、って言ってその通りに生きても、自分の心が自由じゃなければ、それは本当の自由じゃないよね。

本当の自由が欲しい、でも、何をしたいかも分からないって時は、逆に、自分が不満に感じていることをとことん突き詰めてみて。そしたら意外と、同じようなことで困ってる人達が周りにもいたりして、どうやってその不満を解決するかのヒントも持ってたりするものなんだよね。

こんなものがあればなぁ、、、って思うものにこそ、人のためになるヒントがたくさん隠れてるから、何も前向きに学びたいことややりたいことがなくても全然大丈夫‼️

もう一つ忘れないで欲しい事がある。

それは、一人で頑張る強さよりも、助けを求めることが出来る勇気の方が大事って事。

これは私が大好きな歌の歌詞にもあるから紹介しておくね。

人間って歳を重ねれば重ねるほど、なぜか一人で何でも解決しようと頑張るんだけどさ、人間は頑張らなくても、一人なんだよ、死ぬ時。でも、その時までは、一人では生きていけないのが人間なんだよね。他の動物は、数ヶ月から数年も経てば大人みたいに生きていくけど、人間は一人じゃ生きていけない期間がすごく長い生き物。

本人が自覚してるかどうかは別として、どんなにすごい力がある権力者だってお金持ちだって、一人じゃそうはなれないもんね。その人を助けてくれた人達がいて、その人の会社の商品を売るにしても、作ってくれる人や買ってくれる人がいないとその人はお金を稼げないわけで。

一人で強がるよりも、自分の弱さを知ることが出来る人のほうが、人にも優しくなれるし、自分にも優しくなれるし、無理しなくていいから、楽に生きられる。

人間は、弱いけど、そういう意味では、とっても強いと思う。

あなたも、もしかすると、自分はすごく弱い人間だって自分で思ってるかもしれない。

逆に、自分は誰の助けもいらない、って感じてるかもしれない。

どっちの自分も、大事にしてあげてね。

助けは、一度では見つからないかもしれない。

声は、一回では届かないかもしれない。

でも、あきらめないでほしい。

絶対に、あなたがいてくれてよかった!って思ってくれる人が現れるから。

それは、受験で成功したから、とか、いい成績を取ったから、とかではなく、あなた自身が喜びを感じて出来る何かに本当に出会えた時、自然にそれを周りにも共有できるようになるってこと。

それは必ずしも仕事ではないかもしれない。

学校のクラブ活動かもしれないし、ネットゲーム仲間かもしれないし、同じ趣味を持つ人が集うグループかもしれないし、ボランティアかもしれないし、色んな場がある。

受験の結果や学校の成績ではあなたの価値は決まらないってことは、断言できる!

私は10代の頃散々死にたいと思って失敗した事もあるし、なんだか、分厚い瓶の底に取り残されて、外には自分の声なんて届かないみたいな気持ちになった事もあるし、永遠にこの暗いトンネル抜けられないんじゃないかと怖くなった時期もあったけど、ある日抜けて初めて、『生かされてる!』って感じた。それまで20年以上かかったけど、そこまで耐えた価値はあったと思う!

そして、大人になったら、誰も出身高校とか、ましてや出身中学とか聞かないから。

大学さえ、これからは、難関大学出てます、って言っても、『うん、それで?何が出来るの?』って言われる時代がもうそこまできてる。

だから、全力で、自分の心が熱くなる事を、10代、20代のうちに見つけて、全力で駆け抜けてほしい!

年取るとね、集中力とか、選択肢とか、本当にどんなあがいても少なくなるの!

それを知ってるからこそ、親は口うるさく言っちゃうの、伝え方が下手くそなだけで😂

どうせみんないつか死ぬんだから、そしてその時は選ぶ必要ないんだから、その瞬間まで、楽しめること探し続けよう!

私はもうすぐ40歳なるし子供も3人いて、これから自分がやりたい事やろうと思っても、体力も減る一方(お肉は増える一方😂)だけど、まだまだ進むよ!

私が好きな、ゲイリーヴェイナチャックの言葉。

“Fuck yesterday. Learn from it but don’t allow it to affect tomorrow.”

過去に囚われるな。過去から学んでも、明日に影響させてはいけない。

失敗した、と思ったら、前に進むしかないの。そこから学ぶことだけを学んで、そこにとどまらないこと。

自分の失敗をずっと許せないのって、案外自分だけだから。

長くなってしまったけど、受験を控えてる子は、風邪とか体調管理には気をつけてね!

睡眠、運動、何か自分が楽しめる事をする時間、を大事にしつつ、これから自分自身と向き合ってみて下さい!

以上、おばちゃんより応援メッセージでした📣

Vision English

英語を学びながら、海外の子育て法についても学んでみませんか? 典型的な日本の家庭で育ち、圧に耐えられず米国の大学に編入し、卒業後は海外の様々なメディア通訳、コンサル業を経て今は3人育児中です。 海外生活での経験や、コーチングスキルを交えながら、ママが自分自身と向き合い、結果的に腑に落ちる状態に辿り着けるようサポートします。

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