面倒臭いことあるよね

子供に何かをするように促すと、「面倒臭い」と返ってくることがあります。

だいたい4歳くらいから、保育園や幼稚園で言葉を覚えてきて、家でも使ってみよう!という感じでちょっとしたことで「え〜めんどくさ〜い。」を連発したりします(笑)


この言葉に関しては、それぞれの家庭で結構捉え方が違っていて、

「そうだよね〜面倒臭いよね〜!」という家庭もあれば、

「面倒臭いとかいう言葉使っちゃダメ!」という指導をする家庭もあり、

まぁそれぞれの価値観の違いだなと思うのですが、言葉にするのがはばかられるという方針の方でも、

心の中では、「面倒臭いな・・・」と感じることぐらいはあるのではないでしょうか。


私が最近めんどくさいなと感じたこと・・・


先日、信号待ちで後ろからゴッチンされて、今代車に乗っているのですが、その代車が、鍵をカギ穴に差して起動するタイプの車なんですね。


昔親が運転していた頃はもちろん全部そのタイプなのは分かっていますが、

私が免許を取って最初に買った車の時にはすでにキーレスになっていてボタンで起動するタイプの車だったので、運転席に乗る時にわざわざ鍵を取り出してカギ穴にさすという行為が、毎回面倒臭い!と思ってしまいます。


そんなことで・・・と自分でも思いますが、1日何回も車の乗り降りをしている時は特に、慣れていないこともあり、「面倒臭いな〜〜!」とフラストレーションを感じます。


自分が慣れていないこと、やりたくないことををしなくてはいけない状況の時、面倒臭いと感じるのであれば、子供にとっては面倒臭いシチュエーションだらけです。


親としては、少しずつ自立を促すために、子供に自分のことは自分でさせようと、ある日「今日は自分でやってみようか?」となるわけですが、最初はトライしてみても、それが自分の苦手なことだったりすると、毎日自分でやらされるのは「面倒臭いなぁ・・・」と感じてしまうと思うのです。


勉強だって、自分が興味を持っていないことを淡々と宿題としてやらされたりすれば、それは面倒臭いと感じるだろうなと思います。


もっと言えば、親の世代では当たり前の常識だったようなことが、今の子供たちにとってはとても面倒臭い動作ということも十分あり得ます。


親の世代はPCをタイピングするという動作がメインだったのが、今の子供たちにとっては、タブレットをタップするという動作メインに変わっていますし、みじん切りだって包丁メインだったのがチョッパーメインになっていたり、今の親世代が洗濯板を使っての洗濯をしていないのと同じで、今更そのもう一つ前の世代のやり方を押し付けられても、面倒臭い以外の何物でもないと感じるのは当然です。


ということは、子供が「面倒臭い」と言った時は、子供を知るチャンス!その「面倒臭い」は単に、ジェネレーションギャップによるものかもしれません。


「そっか〜、何が面倒臭い?」と聞いてみましょう。


そして先日も書きましたが、子供の話をちゃんと聞いてみると、意外とちゃんとした理由があったりするんですよね。


なるほど〜そういう考え方もあったのね〜!と、家庭内だけでも多様性を経験することができます。


そして、その人が面倒臭いと感じているんだったら、それはその人が感じていることなので、他人にコントロールすることはできませんし、自分が感じていることについて他人に批判されたら、誰だって嫌ですよね。


面倒臭いと思うのは自然な感情!そのままに受け止めてあげましょう♪


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Vision English

英語を学びながら、海外の子育て法についても学んでみませんか? 典型的な日本の家庭で育ち、圧に耐えられず米国の大学に編入し、卒業後は海外の様々なメディア通訳、コンサル業を経て今は3人育児中です。 海外生活での経験や、コーチングスキルを交えながら、ママが自分自身と向き合い、結果的に腑に落ちる状態に辿り着けるようサポートします。

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