心の豊かな子になる過程
- 怒らず伸ばす
- モンテッソーリ、アドラー
- 非認知能力
- 小学、中学受験
受験勉強を全力でやっても受かる人受からない人がいたり、どんなに練習してもコンクールで入賞できなかったりするのと同じで、自分の最善を尽くしても、自分が望む結果が得られない事は、子育てにおいてもありますよね。というより、親が頑張れば頑張るほど子供との心の距離が離れてしまったり、親の正解と子供の正解に大きな誤差が生まれたりするのが現実ではないでしょうか。
勉強勉強!!!という派も、
逆に
勉強は押し付けてはいけない!という派も、
どちらにいき過ぎてもアンバランスになるし、気づかないうちに子供に自分の価値観を押し付けているという事態が起こり得ます。
石田先生も言われているように、子供が親に反発するのは、親が、子供が反発するようなことを言ったりしたりしているからだと私も思います。
親向けのリソースが溢れ、あらゆる子育て法やメソッドを知れば知るほど、ベストな方法を自分の子供に実践したいという親心は理解できます。
でも、これはある意味、子育てをより複雑にして、親を混乱させているという現状もあると少し危惧しています。
石田先生の著書をお勧めしたり、Voicyの配信を聞くことをお勧めする理由は、まさにそこにあります。
石田先生は、親が子供をコントロールするのではなく、親自身が自分の人生を楽しんで生きることで、子供が変わり、未来が変わるとMama Cafeでも伝え続けておられます。
結局、いろんな教育メソッドや育児本に書かれている方法を試しても、その裏に「子供を自分の思い通りにしよう」という意図がある限り、表向きは正解に見えても、不具合が出てくるのだと思います。
そういうギクシャクした関係に陥っている時のサインの一つは、「子供と雑談を楽しめていない」ということ。
(子供のために)次の作戦を立てるため雑談と見せかけていろんなことを聞き出そうとしたりしてついつい尋問みたいになってしまったり、雑談のはずが、結局それはこうした方がいいああした方がいいとアドバイスしてしまっていたり・・・。
友達との雑談って、自分も楽しくて気づいたら時間が経ってた、みたいな感じですよね?
自然に質問を投げかけたり、自分の話をしたり、知り合いの話が出たり・・・
そんな感じで子供とも話せるようになると、とても豊かな時間が過ごせます。
これも、理想論、と思われるかもしれませんが、あれをしなきゃこれをしなきゃと本を読み返さなくてもすぐに実践できるのは、この「雑談」なのです。
子供の保育園や学校での出来事や、最近どんなことにハマってるかについて、自分の1日について、ゲームについて、本について、テレビについて、次に行きたい場所について、など、子供の話9:大人の話1ぐらいで雑談を進めると、子供の表情や態度にも変化が現れてきます。
自分の話を、ジャッジされずに聞いてもらえる安心感は、どんな人間にも備わっている欲求であり、それを家庭で満たしていくことで自己肯定感も自然に伸び、家庭外の人との関わりの中でも多様性を認めることができる豊かな心を持つ人間へと成長していくのではないでしょうか。
真面目な保護者ほど、自分が子供に何をしてあげられるかを追求しがちですが、どこかで一旦、すべて手放してみることが大切なのです。
それはネグレクトするという意味とは違います。
ネグレクトする環境に雑談や対話はありません。
自分がコントロールしようとするその手や口を一旦止めて、子供との時間をただただ楽しむということ、慈しむということ。
これができるようになると、子育てがとっても楽しくなり、子供も生き生きと遊んだり、進んで勉強するようになったり、意欲的に自分が得意なことに取り組んだり、本当に良い方向に向かいます。
自分は今どんな子育てをしているのか、自分自身ではなかなか気づかないことも多いです。
Mama Cafeでは、他のママたちの話も聞きながら、自分のモヤモヤをシェアしたり、体験をシェアしたり、毎回1つのテーマに沿ってゆる〜くお話をして、また新たな気持ちで子供に向き合えるようになる楽しい会です。
それぞれ違う場所にいながらオンラインでも参加可能ですので、どうぞお気軽にご参加くださいね(^_^)
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